amazarashiの「数え歌」に10番目が存在する説
amazarashiの3rdシングル「命にふさわしい」のカップリングに「数え歌」という曲があるんですが、これを聞いているうちに一つ気づいたことがありまして。
「数え歌」には1〜9までの数字が出てきて、それぞれの数字の響きに合う言葉が歌詞に選ばれているんですよ。
例えば、こんな感じです。
一つ 人として真っ当に 人愛おしみ、人に失意
瞳に灯を宿すあの人 失せしともしび 夢に等しい
こんな感じの歌詞が9まで続いているんですが、10という数字は出てこないで9でストップしています。
九つ ここまでと、ここから 木漏れ日がコツコツ、ノックする部屋から
とうの昔に消し去ったつもり 遠ざかる昨日 とうとうさよなら
引用:amazarashi 数え歌 歌詞 - 歌ネット
でもよくよく考えたら、数字の10は「とお」って呼ぶじゃないですか。そう考えると、実は歌詞の中に10番目が存在しているなと気づきまして。
九つ ここまでと、ここから 木漏れ日がコツコツ、ノックする部屋から
とうの昔に消し去ったつもり 遠ざかる昨日 とうとうさよなら
引用:amazarashi 数え歌 歌詞 - 歌ネット
偶然ではなく意図的に「10(とお)」にかかる言葉を選んでいると思うんですがどうでしょう。
あえて最後の数字を表記していないのは、「10(とお)」の部分で今日から明日に日付が変わっているので、過去に積み重ねた数字(思い出)を明日に持ち越せないことを歌っているのかもしれません。
- アーティスト: amazarashi
- 出版社/メーカー: Sony Music Labels Inc.
- 発売日: 2017/02/22
- メディア: MP3 ダウンロード