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amazarashiファンによるジャンプSQ.RISE掲載の漫画「スターライト」の感想

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引用:ジャンプSQ. | 『スターライト』森山梨仁 ジャンプSQ.RISE 2019SUMMER

 

「amazarashiに影響を受けた漫画がある」って7月末にネットで話題になっていたので、遅ばせながら(試し読みだけど)自分も読んでみました。

 

感想としては、想像以上にamazarashiしててビックリしました。

 

以下、その漫画の概要です。

 

【 概要 】

  • タイトル:「スターライト」
  • 作者:森山梨仁(現在19〜20歳)
  • ジャンプSQ.RISE」掲載(7/22発売)
  • RISE新人漫画賞「佳作」受賞 

 

【 あらすじ 】 

交通事故で入院したハルキオは、夢を諦めギターを壊す決意を固めていた。だが誰もいないと思っていた病院の屋上で、ピアノを弾くリタという少女に出会い…!?

 

タイトルで「スターライト」が使われているのに加え、あらすじだけで「ハルキオンザロード」「リタ」「ジュブナイル」が登場しているという欲張りセット。

 

読み切り10P(本編46P)を読んだだけでも、

  • ピアノ泥棒
  • 月が綺麗
  • 命にふさわしい
  • 無題

などがモチーフになっていると見られる箇所がありました。

 

秋田さんらしき帽子をかぶった人も登場していましたね。本編をすべて読んだらモチーフの対象はもっと増えそう。

 

amazarashiに対する強烈な愛が、漫画に色濃く反映されているって感じですね。

 

ただ感想としては、独自性やオリジナリティにはちょっと欠けるような印象を受けました。amazarashiの世界観を描くだけでなく、作者ならではのアイデアがもう少し加われば、個人的にはもっと好きになれる気がします。

 

とはいえ、これはamazarashiファンとしての意見ですし、あくまで読み切りを読んだ上での感想ですので、全編を読んだら評価はガラリと変わるかも。

 

実際、編集部はコメントで「設定・演出・ストーリー構成ともにオリジナリティがあり、...。」という評価を下していますし。

 

感想としてはそんな感じです。

 

気になる方は書店にいくか、近くになければ「ジャンプSQ.」HPにある試し読みを読んでみてはどうでしょうか。自分も書店に並んでいないかチェックしてみようと思います。

 

そういえば、同じようにamazarashiの要素を取り入れている作品はほかにもいろいろありますよね。

 

1.【漫画】ねぇママ あなたの言う通り(ピエール手塚)

母に捨てられた少年はヤクザになった。息子を捨てた母は奔放に生きていた。二人は再び出会う。これは生き方を問う、再出発の物語。「第80回ちばてつや賞ヤング部門」佳作。 

ねえママ あなたの言うとおり

ねえママ あなたの言うとおり

 

 

2.【小説】流光(李琴峰)

縛ることと縛られることによって、私たちは―心同体になってゆく。光が流れるように、すべては移り行くとしても、闇夜の花たちは、何かを求め彷徨する。第60回群像新人文学賞(優秀作)を受賞した新人の第一作。「群像(2017年11月号)」収録。

季節は次々死んでいく

季節は次々死んでいく

  • アーティスト: amazarashi
  • メーカー: Sony Music Labels Inc.
  • 発売日: 2015/02/18
  • メディア: MP3ダウンロード

 


3.【音楽】かなしみのなみにおぼれる(Neru)

ボーカロイドの「鏡音リン」や「鏡音レン」を自在に使いこなし、 圧倒的な世界観を表現するNeruによる楽曲。メジャー1stフルアルバム「世界征服」収録。 

夏を待っていました

夏を待っていました

 

「かなしみのなみにおぼれる」は過去にパクリ騒動があった作品で、個人的にはかぎりなく黒に近いグレーだと思っているので、この中に入れちゃいました。もちろん、実際のところは本人にしか分からないですけどね。

 

このことについては、いつかブログで書きたい(いつかは分からない)。